どうもNaoです。
フォニックスがわかると音→文字への変換がすんなりできるようになり、聞き取れる音も格段に増えてきます。リスニングの土台作りができるということです。
✅こんな悩みのある方には打って付けかと
・フリガナに頼らずに英語が読めるようになりたい
・聞いた英語の音から推測して英語を書けるようになりたい
・正しい音読・発音をできるようにしたい
✅フォニックスを知らない方へ
英語学習者に取ってリスニング力は「最強の武器」になります。会話する上で中心になるスキルです。本記事では、フォニックスを使い、効率のよさ、活用性を書いていきます。
フォニックスの法則を知る
フォニックスはアルファベットの「A」「B」「C」→「ア」「ブッ」「クッ」と発音していきます。こんな感じで、発音される音をそのまま読んでいきます。なので、発音記号は使いません。
これだけ聞いても全然違います。
母音、子音を中心に発音を習得していくので、最終的にはアルファベットの並び順だけで発音がわかるようになってきます。
一見聞くと難しいように聞こえるかもしれませんが、Youtubeなどの動画サイトに結構アップしてあるので、まずはそっち見た方が早いかもです。
こんな感じで、アルファベット26音の発音を覚えていきます、発音記号にウンザリしている方には、フォニックスが合ってるかもしれませんね。
発音がキレイだといいことばかり
同じ会話力があっても発音がネイティブ並みのアクセントだと、相手に与える印象が違います。実際の英語力よりもさらに実力があるように感じさせる効果があります。
僕たちはネイティブではないので、100%同じレベルでの発音を目指すのは正直難しいです、ですが周りに「発音がキレイだね!」「どうしてそんなにキレイな発音ができるの?」と思わせるレベルには到達できます。
実際僕自身、海外留学もしたことないですし、独学で勉強を続けてきただけです。ですが、外国人の方から「ここに住んでてここまで言える人会ったことない」と言われました。
クールにそんなことないよって言いましたが、内心めっちゃ嬉しかったです!頑張ってきてよかったって思えました!
外国人の方にもそう思わせるレベルにはなれるということです。なので、なるべく早い段階にジャパニーズアクセントからの脱出をしましょう。
日本語アクセントでも大丈夫
とはいっても、ジャパニーズアクセントが悪いわけではありません。例えば、イタリアならイタリアアクセントがあり、オーストラリアならオーストラリアアクセントがあります。
こんな感じでそれぞれの国特有の英語アクセントがあるので、そこまで神経質になる必要はない気もします。発音がキレイになれたに越したことはないですが、ジャパニーズアクセントでも流暢に会話している人はたくさんいます。
なので、僕は発音がすべてだとは思っていません。それにジャパニーズアクセントでも会話はできますし、相手に通じるので。
子供に習わせるなら早めに
というのも、子供のときの方が物事を習得するのが早いです、大体9歳くらいまでがベストな時期と言われています。英語圏の方も子供の時に取り入れている方法と言っていたので、9歳くらいまでの間で始めさせることが、将来的にネイティブ並みのキレイな発音を身につけられる境目かと思います。
子供に早いうちに学ばせる理由
日本語と英語では音の周波数が大きく違います。
ー | 日本語 | 英語 |
周波数 | 1500ヘルツ以下 | 2000ヘルツ以上 |
日本語は大体1500ヘルツ以下、それに対し英語は2000ヘルツ以上と言われています。幼少期に英語の周波数に触れておくことで、英語特有の音を自然と聞き取れるようになります。
ちなみに、日本語だけに慣れている場合、2000ヘルツ以上の周波数は雑音として処理されるようです。
フォニックスのメリットとデメリット
フォニックスを学ぶメリットがこちら。
メリット②:聞き取った単語を推測して書ける
メリット③:リスニング力が上がる
デメリットがこちら。
デメリット②:誰にでも合うというわけではない
メリット①:英単語を正しく発音できる
フォニックスは「英語の正しい発音」を学ぶメソッドです。アルファベットの基礎発音から組み合わさった発音まで学ぶので、これまで、新しい単語を見た時の「発音が分からない」という状況がだんだん減ってきます。
たくさんの発音記号を覚える手間もないので、発音や話すことが苦手な日本人にとっては大きなメリットになると思います。
メリット②:聞き取った単語を推測して書ける
フォニックスは文字と発音が関係付けられているため、英語のスペルをアルファベットにして書くことができるようになります。
例えば、フォニックスには「サイレントE」というものがあります。つまり音のないEのことです。それがこちら。
・cake(ケエィク)ケーキ
・lake(レエィク)湖
・fine(ファイン)素晴らしい
これらの単語全てEの発音はしません。このようにルールを知っておけば意味が分からない単語でも推測して書くことができるようになります。
メリット③:リスニング力が上がる
知らない音というのは、人間認識できません、それに発音することもできません。ただの「音」としてしか認識されないんです。ですが、フォニックスは認識できなかった音を認識できるようにしてくれるためのツールです。
なので、認識できるようになればなるほど、聞き取れるようになりますし、自分で発音することもできるようになるということです、その結果、リスニングの精度は上がり、発音することもできるのでスピーキングにも繋がってきます。
デメリット①:ルールが当てはまらない例外がある
フォニックスを学べば大体の単語を読めるようにはなりますが、25%ほど例外があると言われています。
例えばこちら。
・heard(ハード) ー earのフォニックス読みは「イァ」
・bought(ボォート) ー ouのフォニックス読みは「アゥ」
普段から何気なく使っている単語にも当てはまってきます。なので、全てをフォニックスに頼るというのは厳しいかもしれません。
デメリット②:誰にでも合うというわけではない
人ぞれぞれ覚え方、進め方があるかと思います。フォニックスにもそれは当てはまることで、単語全体を見て覚えていく方にとっては合わないかもしれません。
そういう方って、いちいちフォニックスなどのルールを考えていません、感覚的に体系で覚えているって感じです。実際フォニックスなしで進めてきた人にも発音が上手な人はたくさんいます。
なので、自分に適しているかどうか見極めるのも大事かもしれません。やってみて損になることはないとは思いますが。
フォニックスを学ぶなら本が1番
フォニックスを学ぶ方法は大きく3つあります。
②:動画(Youtubeなど)
③:紙(ポスター)
というのも、Youtubeやポスターの場合、発音を見ること、聞くことはできるのですが、口の動かし方、舌の使い方などをすぐに知ることができません。仮に動画内で口、舌の使い方の説明が合ったとしても、コツをすぐに理解するのは難しいと思います。
ですが、本の場合ですと、CDが付いているので音の確認ができます。それになにより、発音ができない初心者にフォーカスを当てて作られています。Youtubeなどの10分程度の動画内で話している以上のコツを知ることができます。
フォニックスをマスターしたいのであれば、動画やポスターを使うのではなく、本での学習が1番だと僕は思いますね。
オススメの教材【幼児・小学生向け/中・高校生向け/大人向け】
それぞれの年代に適した教材があるので紹介していきます。
The sky book【幼児・小学生向け】
幼児や小学生向けな1冊がこちら。音楽に合わせて学んでいくのが特徴で、学ぶというより興味を持たせるに近いような気がします。英語は興味がないとできないので、それを考えると初めのスタートとしては最適かもしれません。
Active Phonics テキスト【中・高校生向け】
部活動などで忙しい学生のために作られた1冊がこちら。1回20分で回すことができるので、時間がない学生にとっては負担にならない程度のいい時間でできます。フォニックスのルールだけでなく、3人称単数などの別枠のことも一緒に学ぶことができるので、合わせて復習もできるようになってます。
フォニックス<発音>トレーニングBOOK【大人向け】
大人向けのこちらは基本から学べる1冊になってます。僕が以前使っていたものです。CDがついていて、1つ1つコツも踏まえ、単語や文章を使って発音を練習していきます。フォニックスはリーティングとしても効果発揮するので、TOEICや英検を考えている方に対しても役立つ1冊になるのでオススメです。
まとめ:発音をキレイにし、他の人より一歩先へ
発音がキレイになって、周りから言われるのはやっぱり嬉しいです、頑張ってよかったって思えます、僕がそう思えました。それに1度身につけたものは無くなることがない「一生のスキル」になります。
発音トレーニングの本は「フォニックス」以外にもあるので、最終的に自分が継続できるものを選んだ方がいいと思います。ちなみに1週20分という速さで回せる本もあるので、繰り返し練習するには最適です。
>>参考:リスニング力UPに繋がる【英語耳】の効果的な使い方と勉強法を解説
結果的に、フォニックスまたは別な教材を使ったとしても、継続し身につけることができた人が勝ちです。
1番量が少ない「発音」を、さっさと終わらせて、次のステップに進むのが得策に思えます。それに、発音をキレイにし、他の人より一歩先を歩いてみたいと思いませんか?
まずは1ヶ月継続を目指し、自分の英語力をもっと飛躍的に成長させ、周りに差をつけていきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。